江別市は、明治24年にレンガ製造が始まって以来、125年以上もの窯業の歴史があります。 明治30年代には、野幌に北海道炭鉱鉄道会社がれんが工場を設置するなど北海道のれんが生産の中心地として栄えました。そんな窯業の歴史を背景に、道内の陶芸作家が集まって行なわれる陶器の祭典が『えべつやきもの市』です。その江別の焼き物市で、他界した義理の母が気に入り購入してもらった手作りの焼き物です。とても使いやすく味のあるお気に入りの皿一品になります。他界した義母は、縄文式土器の陶芸家で、2008年に北海道の洞爺湖で実施された“洞爺湖サミット”の会場となった北海道虻田郡洞爺湖の ザ・ウィンザーホテル洞爺 にて春から雪の力で寝かせていた桜を生ける為に縄文式土器のレプリカ作品を提供致しました。また、北海道江別市西野幌の北海道埋蔵文化財センターでも作品がいくつも展示されたことがあります。そんな義理の母の思い出の詰まった大切なお皿です。