中古では、先ず出てこない宮城胡弓です。そもそも昨今では、新規で制作する三味線屋がいないものですから、中古市場には、出てきようがありません。先ずは、紅木棹の素晴らしさを画像にてご確認下さいませ。宮城会以外では、通常使いませんが、流派関係なくソロやアンサンブルでお使いいただけますし、短い胡弓に比べて音量や表現の巾が広く低音が出せるのが最大の特徴です。宮城先生（もちろん宮城道雄先生・初代家元）が大正時代に考案されたもので、日蓮や北海民謡調等の合奏曲（大合奏）では欠くことのできない楽器です。十七絃と同じような発想で考案されたのだと思います。画像でお分かりのように、素晴らしいトチの紅木棹で、紅木不足の昨今、100万円以上出さないと入手困難な希品です。唄を歌うように、笛を吹くように演奏してください。できるだけお求めになりやすいお値段になるよう皮は犬（ケン）にて両面新規で張替しております。胡弓用に吟味した皮です。犬にした理由は、もう一つあって、合奏の場合特に大合奏では、大勢のお琴や十七弦に尺八との合奏や別途合唱団が加わったメンバーを相手に胡弓一丁や二丁では、繊細な四ツですと音量の面で、太刀打ちできないことは明らかでありますので、音量が豊かな犬といたしました。弓で発音された音は、絃→胴（皮）→棹の順に、天神までうなる鳴りの良い個体です。即お稽古いただけますよう、必要な付属品は、全てお付けいたしました。弓毛は、画像で弓に結んだもの（使用品）と、まったく新（さら・新品）が付属いたします。また教則本とビデオ（VHS)教材等々、かなり良い付属品をご用意いたしております。弓毛（使用品の方）には、松ヤニをたっぷり含ませてありますので、即音が出ます。棹には、勘ベリなく綺麗な状態。音が楽器全体で鳴るような専門的な調整もしてあります。画像でお分かりいただけますが、とても良い状態が保たれておりまして、かなり綺麗な個体です。付属品弓弓毛二本　詳細は、上記のとおり音緒　二個１つは、飾りなし、もう１つは房飾りありの本番用で両方とも正絹新品仮継ぎ　一式糸セット　壽の最高級品メーカー直近出庫品新品１セット教則本（ビデオ付き）長ケース長袋胡弓用駒