クラウンインレイのデザインや、VH1ピックアップ裏側がスタンプなしタイプ、グレーのリード線などから、1990年前後のRSA-100かと思います。マホガニー1ピースネックや、うっすらですが、フレックやバーズアイがびっしり入ったメイプルトップ材から、良質な作りが伺えます。アッセンブリーをポット類はCTS社、ジャック及びトグルスイッチはスイッチクラフト社にMOD。配線材は、50～60年代にギブソンが、付属のケーブルとして付属していた、BELDEN8411に変更しています。コンデンサーはSPRAGUEのビンテージWAXキャパシター「182P」に交換。ピックガードを59年タイプのロングガードに変更。カラッとした粒立ちのはっきりしたサウンドで、セミアコらしいサウンドが味わえます。ネックの握りは太すぎず細すぎ、とても握りやすく感じます。フレット残は7～8割りあります。ネックの反りは目視ではほとんどなく、またロッドの余りは左右あります。ピックガードソテーのブロックは代用で、ホームセンターで売っている、柔らかいウッドブロックを加工したもので代用しています。写真にはないですがオリジナルのアッセンブリとピッグガードもおつけします。