ご覧いただき誠に有難うございます。アルピナ製14金無垢懐中時計です。1930年代に作られた物と聞いております。100年近く経っている時計ですが、14金が輝く美しい時計です。メーカーのアルピナは日本ではあまり知名度が高くありませんが、1800年代にスイスで設立された名門企業です。戦前はドイツが主要取引先だったようで、本品の内蓋に刻まれたLOHMANN&STOLTERFOHTもドイツWITTEN所在のギアボックスメーカーだった企業です。（今はR&Aにより別の名前になっているようですが）本品は1934年4月16日、その工場で勤務されていた方へ25年勤続表彰で授与された時計のようです。全体の重量は約74ｇ、直径は約48㎜（リューズを除く）と一般的な懐中時計より少し大型で重量もあり、文字盤も見やすくなっております。（家庭用秤と定規による素人計測ですので、若干の誤差はご容赦ください）時計専門店から購入して約１年ですが、問題なく稼働しております。手巻のアンティーク品なので、日差が平置きで+1分ほどありますが、大きな狂いはありません。（これも素人計測なので、若干の誤差はご容赦ください）時刻合わせはリューズの一段引きとなっております。機械は錆もなくきれいな方だと思います。ケースにはそれほど目立つものではありませんが、打痕、凹み、擦り傷などが経年相応にございます。文字盤もひび割れ等なく比較的きれいなほうだと思いますが、11時方向に少しだけ汚れ（シミ？）がございます。風防の内側にもやや汚れが見えます。視認上の問題はありません。また、写真では文字盤の色にやや濃淡が見えますが、撮影時の映り込みですので、実物には焼け等の色褪せはございません。針は長針、短針共に錆、変色等はございません。裏蓋の内側にはスイス国の14Kのホールマークであるリスの刻印がメーカー名と共に打刻されております。（文字の刻んである中蓋は14Kではないと思います）元箱などはございませんが、携帯用懐中時計ケースと共にお届けいたします。（少しきついですが、きちんと収まります）不明な点はコメント欄でご質問下さい。但し、当方日本語以外できませんのでよろしくお願い致します。なおすり替え等防止の観点から、返品は何卒ご容赦願います。